静岡県伊東市長の田久保真紀市長は、自然破壊が懸念されるソーラーパネル設置に反対するなどの精力的な活動が評価されています。
2025年に伊東市初の女性市長として当選され、今後の活躍が期待されています。
ですが当選したのも束の間、大学卒業に関しての怪文書が伊東市議会に届き、事態が急変してしまいました。
今回は、田久保真紀市長がなぜ大学を除籍になったのか?理由に注目しました。
【この記事で分かること】
田久保真紀市長が大学を除籍になったのはなぜなのか
田久保真紀市長は、伊東市長選に改めて出馬することを表明されています。
騒動の真偽の行方に動向が集まります。
最後までぜひご覧ください!
田久保真紀市長が大学除籍になった理由は?
田久保真紀市長が東洋大学を除籍になった理由は、現時点では明らかではありません。
2025年7月7日に行われた会見でも、具体的に理由が明かされることはありませんでした。
また、その後に議会で行われた聴取でも真相を明かすことは無く、会見でチラ見せした卒業証書を提出するに至っていません。
【きょうの田久保まき市長】
— 伊豆新聞【伊東取材部】 (@izunp_ito) June 30, 2025
第75回「社会を明るくする運動」強化月間の集会が30日、伊東市役所で開かれ、田久保真紀市長があいさつしました。#伊東市 #静岡県 pic.twitter.com/bqIrk3tpfR
そもそも、田久保真紀市長の学歴が詐称ではないか?と言われた発端は、議会に寄せられた「怪文書」です。
東洋大学卒ってなんだ!
彼女は中退どころか、私は除籍であったと記憶している
こんな嘘つきが市長に選ばれるなんて信じられない!
議会に真実の追求を求める!

投函者が誰かは不明です
田久保真紀市長の経歴を見ると「平成4年に東洋大学法学部を卒業」となっています。
このことから、もし卒業していたのだとしたら休学や留年がなく22歳でストレートに卒業した認識だったことが分かっています。
・1970年2月3日:千葉県船橋市で出生
・1992年(平成4):東洋大学法学部 卒業
・2025年5月29日:伊東市長 就任
伊東市長は大学卒業後すぐに市議になっておらず、民間企業での勤務経験を経て、2019年に伊東市議会議員に当選・行政の道へ進んでおられます。
田久保真紀市長の当時の認識では卒業を疑う余地が無かったのだろうと思われます。
しかし、除籍になるにあたり大学から何らかの連絡が複数回はあったはずです。

大学としても優秀な生徒は簡単に除籍にしないはず
当時は携帯電話やスマートフォンが普及しておらず、おそらく紙面での連絡だったでしょう。
大学は高校と比べて空気感がかなり自由で、卒業式に出ない人も中には居ますよね。
「バイク好きで自由に放浪していた」という田久保真紀市長。
自宅に除籍の旨が書かれている手紙が送られても気づいていなかった可能性は否定できないでしょう。
もちろん、大学側が「卒業」を「除籍」に書き換えることは全く考えられません。
田久保真紀市長の認識違いが騒動を大きくしています。
大学が除籍になる条件は?

大学が除籍になる条件は次の通りです。
【大学を除籍になる条件】
・学費を払わない
・留年や休学などで在学可能な年数を超えた
・問題行動を起こして改善されない
・単位不足などで卒業の可能性が見込めない など
そもそも「除籍」は大学から退校を言い渡されることで、自身の意志に関係なく通学出来なくなることを指しています。
「退学」や「中退(中途退学)」は学生が自身で申し出ることなので、ニュアンスが全く異なりますね。

「退学」については学校側から「懲戒退学」「措置退学」などの対応をされることもあります
何か問題があった場合に、即座に除籍にはならず、本人や家族に連絡しても改善されない場合に最終的に除籍となる運びが多いです。

除籍になっても、一般的には一定期間内であれば再入学が可能です。
再度入学金を支払って「入学」することになります。
また、除籍になっても大学から「除籍証明書」が発行されるので、大学の生徒だった事実証明は後からでも可能となっています。
しかし、成績証明書が発行されないことから、就職時には在学中の能力や努力を客観的に証明できないこともあり、退学よりは不利なイメージが付いています。

大人になってから在学証明書を出す機会ってそう無いですよね
田久保真紀市長にとって除籍になった認識が無いのであれば、社会人になってから大学時代を思い返すきっかけは無かったのだと推測されます。
田久保真紀市長の卒業証書は何だった?
田久保真紀市長が、自身が大学卒であると誤認する原因になった「卒業証書」は何だったのでしょうか?
【きょうの田久保まき市長】
— 伊豆新聞【伊東取材部】 (@izunp_ito) June 22, 2025
津軽三味線の小山貢寿香芸能40周年記念公演が22日、伊東市桜木町のひぐらし会館で開かれ田久保真紀市長があいさつをしました。#伊東市 #静岡県 pic.twitter.com/PCCqanQLHe
この「卒業証書」について調べていると、いくつか特徴が確認できました。
・黄ばんだ紙
・「チラ見せ」するだけで他人に全体像を見せられるものでは無さそう
これらのことから「在籍証明書」「どこかで任意に手に入れた?」と推測されます。
在籍証明書であれば東洋大学発行の書類ではあるものの、文面に「卒業」の文字は書かれていないはずです。
また、仮に「どこかで任意に手に入れた?」ものであれば、チラ見せ程度では名前の書き換えなどは他人からは瞬時に判別できないでしょう。

紙面の右下に小さく氏名が書かれている?とも言われています
現時点での発言や言動からは真偽を確かめる術がありません。
「チラ見せではなく19.2秒見せた」という供述が2025年8月13日にありましたが、見せることが可能であれば手渡すことも出来そうに思えますよね。
東洋大学といえば日東駒専に数えられる有名私立大学なので、卒業証書が欲しいと思う方も中にはいるでしょう。
しかし、ほとんどが所持のみで自己満足の範囲を超えず、実際にそれを公の場で用いることがあるのかといえば無いでしょう。
再三の否定はしているものの、その裏付けが出されていないことから、世間からの目が次第に厳しいものになっています。
田久保真紀市長による的確な返答が求められています。
さいごに
田久保真紀市長の大学除籍問題について詳しく見てまいりました。
【この記事で分かったこと】
・田久保真紀市長が除籍になった理由は明らかではないが当時の連絡に気づかなかった可能性は考えられる
・卒業証書とされる書類はおそらく卒業証書ではない可能性大
最後までご覧いただきありがとうございました!
