アメリカ・トランプ大統領との日米関税交渉のため尽力されている赤沢亮正経済再生担当大臣。
2025年7月に、日本からの輸入品に関税25%がかかることが決定し、今後の交渉に注目が集まっています。
今回は、赤沢大臣の英語力に注目しました!
【この記事で分かること】
赤沢亮正大臣の高い英語力が培われた理由
最後までぜひご覧ください!
赤沢亮正大臣の英語力が高い理由3選
官邸に入る赤沢亮正 経済・財政政策担当大臣 pic.twitter.com/YHAfKDPhA6
— ZY (@zy_human_jp) June 24, 2025
赤沢亮正大臣の英語力がスゴすぎる!と言える理由3選です。
理由①コーネル大学で経営学修士(MBA)取得
理由②日米航空交渉や日本郵政公社で海外事業を担当
理由①トランプ大統領と50分会話できる
赤沢大臣は東大の法学部卒でそもそもの学歴が高いです。
赤沢大臣の英語力は机上のものではなくビジネスの場においてトップレベルとなっています。
政治の交渉などプレッシャーのかかる場面で話せるということは、骨の髄まで英語力が高いという証です。
理由①コーネル大学で経営学修士(MBA)を修了
赤沢亮正大臣の英語力が凄い理由の1つは「コーネル大学で経営学修士(MBA)取得している」からです。
コーネル大学は、1865年に設立されアイビーリーグの1つに数えられる名門大学です。
【アイビーリーグ】ハーバード、イェール、ペンシルベニア、ブリンストン、コロンビア、ブラウン、ダートマス、コーネル大学の8つの私立大学群

ホテル経営学が有名です
世界一美しいキャンパスと言われるコーネル大学。確かにそうかもと。 pic.twitter.com/Cxj4DV1NJM
— Masahiko Kinoshita (@Con_Law_Masa) October 2, 2023
学生は2.6万人ほどが在籍し、赤沢大臣は東大を卒業して運輸省(現在の国土交通省)に入省後の1989年から2年間を経営大学院で過ごされています。
コーネル大学のプログラムは全て英語で行われ、ディスカッションや論文執筆なども英語です。
経営学のプログラムの内容自体もハイレベルで世界中からエリートが集まるため、そんな環境で2年間を過ごして修了した赤沢大臣はかなりの英語力と言えます。
ここで、ジョンソン経営大学院に進学する際の英語力の目安を確認すると次の通りとなっています。
TOEFL iBT:100点以上(105点〜が望ましい)
GMAT(またはGRE):700点以上を目指す
いちど金融系や商社での職歴を積んでからの進学者も多いです。
運輸省からの進学は組織の中で能力がトップだったと思われることから、英語力以外に、仕事も出来たのでしょう。
理由②日米航空交渉や日本郵政公社で海外事業を担当

続いての理由は「日米航空交渉や日本郵政公社で海外事業を担当した」ことです。
赤沢大臣は1994年8月から1996年になるまで、日米航空交渉を担当されています。
【日米航空交渉】日本とアメリカの間で、航空会社の就航枠や運航ルールなどを取り決める政府間交渉のこと。

日本の敗戦後に不均衡に締結されたのが始まりです
赤沢大臣が担当時には、羽田・成田のアメリカ航空会社の発着便数の制限緩和やコードシェア便の調整に寄与されました。
アメリカと日本の力関係はご存知の通りのため、交渉ひとつひとつがかなり緊張する内容なのは容易に想像できますよね。
また、2004年7月から約1年間は日本郵政公社(民間になる前の郵便局)で海外事業にて物流戦略を担当されていました。
日本郵政を国際的に展開して郵便ネットワーク網を整備するなど、今日では当然とされている物流環境を整えておられました。
交渉事には英語を用いますし、契約文書などのチェックも英語です。
赤沢大臣の高い英語力があったからこその功績と言えるでしょう。
理由①トランプ大統領と50分会話できる

赤沢大臣の英語力が凄いと言える理由3つめは「トランプ大統領と50分会話できる」点です。
2025年1月から2度目のアメリカ大統領に就任したトランプ大統領と日米関税交渉を行うため、赤沢大臣は7回渡米しています。

「ピストン赤沢」と呼ばれています
渡米に際し「アポ無し」「交渉力」などが目立つ中で、2025年4月にホワイトハウスの大統領執務室(オーバルオフィス)にてトランプ大統領と50分の会談を行ったことが話題となっています。
その後の閣僚との会談も「厳しい内容」と称された会談だったため、全体的に日本にとって際どい要求がされたことは想像に難くありません。
日本の要求をきちんと伝えるための人選で赤沢大臣が選ばれたことは、その英語力も一役買っていることでしょう。
赤沢亮正に通訳は帯同してる?

英語ペラペラな赤沢大臣に通訳は帯同しているのでしょうか?
日米関税交渉で通訳の方を特定することは出来ませんでした。
通訳の方を通すと、発言の細かい背景がうまく相手に伝わらないリスクがどうしても消えないため、赤沢大臣ご本人が発言されている可能性はあります。
経済再生担当大臣の赤沢亮正さん、完全アウェイな4対1のトランプ関税交渉を乗り切り石破内閣の中で1人株を上げる : 市況かぶ全力2階建
— 世界四季報 (@4ki4) April 17, 2025
https://t.co/CMoQmiFdAB pic.twitter.com/dcRmkbfxIH

赤沢大臣お一人で会談に臨まれることもあります
例えば、大谷翔平選手も英語が堪能ですが、アイルトン通訳と共にインタビューに臨む姿が見られます。
これは「英語が話せないから」ではなく「ニュアンスが間違って伝わることを防ぐ」意味合いがあります。
赤沢大臣が英語が堪能だとしても、相手は世界の不動産王・トランプ大統領です。
根っからのビジネスマンなので、どこで足元を見られるか分かりません。
赤沢大臣には無理のない交渉を行っていただきたいですね。
赤沢大臣の「格下発言」は英語で発した?

赤沢大臣がトランプ大統領と会談した際の「格下発言」が物議を醸しました。
「トランプ大統領が私に会ってくださったことは大変ありがたい。(自分は)格下も格下。出てきて直接話をしてくださったことは、本当に感謝している」

大阪・関西万博のミャクミャクの貯金箱をプレゼントされていました
言わんとしていることは分かりますよね。
しかし、野党の立憲民主党をはじめ、周囲からは「自分で格下と言ってはいけない」「日本の代表として堂々としてくれ」と批判を浴びることになりました。
赤沢大臣のこの発言は、トランプ大統領との会談終了後のインタビューで発言されたもので、トランプ大統領に直接英語で伝えた訳ではありません。
しかし「アメリカと対等」という姿勢が日本国民に薄く伝わったことは事実です。

これでは米国に付け込まれるだけだ。情けない!

国家元首と、何人もいる大臣のうちの一人、まごうことなき格下だよね
実力は言葉遣いに大いに表れます。
日本的には「謙虚」であってもアメリカ的には「弱気」と取られる発言だったこともあり、赤沢大臣はメンタリティも英語的・国際的になっていく必要がありそうです。
さいごに
赤沢亮正大臣の英語力が高い理由を詳しく見てまいりました。
【この記事で分かったこと】
赤沢大臣の英語力は努力と経験の賜物だった
最後までご覧いただきありがとうございました!
