陸上の中長距離選手として活躍し、5000mで日本記録を持つ田中希実選手。
小柄な体格からは考えれれないスタミナで、どのレースでも結果を残す姿は本当にカッコ良いです。
田中希実選手の活躍を拝見していて「日本人離れしている」と思った方も多いのではないでしょうか?
今回は、田中希実選手のクォーター・ハーフ説やご両親に注目しました!
【この記事で分かること】
・田中希実選手はクォーターやハーフなのか
・ご両親はどんな方なのか
最後までぜひご覧ください!
田中希実はクォーター?ハーフ?
結論から述べると、田中希実選手はクォーターでもハーフでもなく純日本人です。
・名前:田中希実(たなかのぞみ)
・生年月日:1999年9月4日
・年齢:26歳(2025年9月時点)
・出身地:兵庫県小野市大島町
・身長:153cm
・体重:41kg
いざ東京世界陸上へ
— 神戸新聞映像写真部 (@kobenp_photo) January 2, 2025
田中希実「押し切る力を」
父健智コーチと二人三脚で挑む
🔸新春親子対談🔹本編動画
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田中希実選手は、キリッとした目元や眉毛、日焼けした健康的な肌から「エキゾチック」という印象を与えます。

凛としていて美しいですよね
純日本人の田中希実選手が、陸上女子としてここまで世界で活躍されていることが嬉しいですね!

コーチも務めるお父さん・田中健智(かつとし)さんは元3000m障害の実業団選手。
お母さんの田中(小倉)千洋さんは現役の市民ランナーで、30代前半でフルマラソン2時間半を切るほどのランナーです。

5歳年下の妹・希空(のあ)さんも800mや1500mの選手です
田中希実選手は兵庫県小野市大島町出身。
兵庫県立三木東高校時代には読売ジャイアンツの大勢と同級生でした。
同志社大学1年生のときからお父さんからコーチングを受けている田中希実選手は、そのトレーニングはご両親独自のスタイルです。
「お金も時間もこれだけしかない中でどうしたら結果が出せるか?」と考える集中型の練習法でした
引用元:REALSPORTS

海外選手みたいです
外国人コーチに依頼する選手もいる中で、田中希実選手はご両親と二人三脚でここまで努力の結果を残されています。
体格で不利になりやすい日本人選手にとって、大きな励みになる存在です。
田中希実の父親の経歴
スタート前の田中希実の表情をみて「これは行く!」と思った。振り返ると父がいた。「今日出ますね。」と声をかけると、「ここまで来るのに時間かかりましたねえ」と笑った5000mスタート前。|EKIDEN NEWS @EKIDEN_News #BrusselsDL https://t.co/Av8SBFNM83 pic.twitter.com/59vzwseyZc
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 9, 2023
田中希実選手のお父さん・健智(かつとし)さんは元3000m障害の実業団選手です。
1970年11月19日生まれで、田中希実選手と同じく三木東高校の卒業生でもあります。
高校を卒業後は川崎重工の実業団チームに所属していました。
3000m障害では「全日本実業団選手権」で入賞経験をお持ちです。
25歳だった1996年に引退され、田中希実選手のお母さん・千洋さんのサポートをする日々を送っておられました。

1998年の別府マラソンでは2時間27分28です

現在は田中希実選手のコーチを務める健智さん。
時には、親子ならではの距離の近さでしばしばストレートに言い過ぎてしまうこともあるそう。
田中希実選手のちょっとした弱音にも「それじゃダメでしょ」と言ってしまうなど親子ならではの関係性は難しく、常に模索しておられます。
健智さんのスゴいところは「親とコーチの立場の線引がしっかりしている」こと。
親だったら、オリンピックに出てくれるだけで「ありがとう」や「良かったね」と言えるんです。ただ、今はそういう思いより、選手が見たい景色を見せてあげられなかったことに対する自責の念が強い。指導者としてまだまだ力不足ですし、「もっといい方法があったのでは」と考えることも多いです。
引用元:TOKYO FORWARD 2025

常に謙虚に結果を受け止めておられます
自分と向き合わなければならない田中希実選手にとって、中長距離の先輩である健智さんの言葉は非常に説得力をもつと言えます。

親としての優しさとコーチとしての厳しさを切り替えているのね
「あまのじゃくで負けず嫌い」という田中希実選手の前人未到の活躍の裏は、お父さんの日々の研究や試行錯誤が大きな影響を与えています。
田中希実の母親の経歴
田中希実選手のお母さん・千洋さんは、現役の市民マラソンランナーです。
結婚前は和光証券、トクセン鉱業などに所属していました。
千洋さんの記録は全く素人のそれではなく、フルマラソンで2時間30分を切るタイムを数多く残しています。
健智さんコーチの下、1997年と2003年の北海道マラソンでは2度の優勝に輝いています。
西脇工業高校の田中希実さんの母田中千洋さんは、1997年の北海道マラソンで市民ランナーながら優勝。2002年の名古屋国際マラソンで産休後にもかかわらず4位入賞した素晴らしいランナーです。特徴は表情の柔らかさかな。 pic.twitter.com/aSfcuuWKFa
— メガネサル (@meganesaru707) December 23, 2017

1997年の男子の優勝はエリック・ワイナイナ選手でした

過去の女子の優勝者には千葉真子選手、有森裕子選手などがいるよ
2002年には、経産婦として日本初となる2時間30分切りを名古屋国際マラソンで達成!
100回以上者レースに参加するマラソンランナーです。
田中希実選手へはご両親どちらからも陸上を積極的に勧めたことは無かったそう!
しかし、幼少期からお母さんのランナー姿を見ていた影響は、田中希実選手の現在に間違いなく影響を与えています。
さいごに
田中希実選手のクォーター・ハーフ説やご両親について詳しく見てまいりました。
【この記事で分かったこと】
・田中希実選手は純日本人で
・ご両親も妹も陸上選手でアスリート一家
最後までご覧いただきありがとうございました!